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北海道大学高等教育研究部

高等教育研究部について

ABOUT RESEARCH DIVISION FOR HIGHER EDUCATION

組織概要

ORGANIZATION OVERVIEW

組織概要

ORGANIZATION OVERVIEW

高等教育推進機構の前身の「高等教育機能開発総合センター」の設立時(1995年)に高等教育開発研究部、生涯学習計画研究部、そして、その少し後に入学
者選抜研究部が設置されました。その後、3つの研究部が統合され高等教育研究部となり現在に至っています。

高等教育研究部については、高等教育推進機構規程第11条第1項に「高等教育研究部は、本学の高等教育に関する実践的な調査研究等を行うものとする。」
と規定されています。つまり、北海道大学の教育改革におけるシンクタンクとして、理論やエビデンスに基づいた改革の方向性を示すことが本研究部の役割と
して求められているということです。また、改革の方向性を示す提言を行うだけではなく、具体的な改革の実践も求められているということです。さらには、
北大だけではなく国内外の高等教育のあり方に対して提言を行っていくことも求められていると考えられます。

これらの要求に応えるためには、国内外の高等教育の動きをきめ細かく把握するとともに、その理論的背景にも着目し、様々な機関、部署と共同しながら方
向性を示していく必要があります。また、同時に実践していくことも必要であり、さらには、その効果を的確に検証し、見直しを行っていくことも重要となっ
てくるでしょう。人生100年時代、DX、AIの進展などを考慮して、入学前から卒業後あるいは卒業後に再度教育を受けることまでも見通した教育の内容や効果
を網羅的に俯瞰的に検討・分析することが本研究部の役割です。

所属教員

AFFILIATED FACULTY

部長

部構成員

  • 江本 理恵
    〔教育学院 兼務〕

    大学が直面する教育に関わる課題に対する問題解決を研究テーマにしています。FD、IR、教育の内部質保証システムなどの各種課題に対して、 ICTの力も借りて、より良い解決方法を日々模索しております。北海道産ワインと日本酒、サルサダンスを勉強中。

  • 飯田 直弘
    〔教育学院 兼務〕

    専門は比較教育学、比較高等教育論です。「比較」することを通して、さまざまな国・地域の教育の特徴や課題、 それらの背景や要因、改善方策などを分析・考察し、さらには教育の法則性を探究します。特に、イギリスと日本を主なフィールドとした、入試制度(資格制度)の国際・国内比較に研究関心があり、 具体的には、国内外の多様な学習成果・学習歴の承認・評価枠組みに基づく大学入学者選抜に関する研究などに取り組んでいます。

  • 石川
    〔理学院 兼務〕

    専門領域は、教育工学、インストラクショナルデザインです。成人学習者やオンライン学習者がよりよく学ぶための自己調整学習と学習支援、 子ども向けの科学教育について研究しています。現在は、社会人大学院生の研究活動とキャリア形成、大学・大学院におけるゼミの役割についての研究を進めています。

  • 岩間 徳兼
    〔理学院 兼務〕

    専門領域は心理統計学、教育測定学です。心理的もしくは教育的特性を適切に評価・測定するためにはどうしたらよいかということについて、 理論と応用の両面から研究しています。最近は、相互評価の能力推定への活用や大学入学者選抜に対するイメージの把握などに興味を持っています。

  • 鄭 漢模

    「大学とは何か」という大きな問いのもと、教育研究活動に取り組んでいます。最近では、大学の再編や役割について興味関心を持ち、マイクロクレデンシャルに基づいた大学の学位・単位の再編や、地域における大学の役割に関する研究を進めています。専門分野は高等教育学です。主に大学教育学会、日本高等教育学会などで活動しています。

  • 田中 孝平

    専門領域は大学教育学です。高大接続、特に高校・大学間におけるカリキュラム・教育方法上の接続(教育接続)に関心をもっています。質的な研究方法論を駆使することで、学習者が「高校から大学への移行」をどのように経験しているのかを描き出し、従来の高大接続論や移行論とは異なる見方や視点を提示することを目指しています。

年次活動計画および活動報告

NEXT YEAR’S ACTIVITY PLAN AND ACTIVITY REPORT

研究部全体として行っている研究・教育活動の概要はこちらの資料からご確認ください。

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