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北海道大学高等教育研究部

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研究部ノート

ジンパ

                                             教授 江本 理恵

ジンギスカン・パーティ=ジンパ。北大の夏を象徴する用語の1つ。

2021年10月に北大に着任した私にとっては、2023年の夏は、初・北海道の夏といってもよいぐらい。コロナで取りやめになっていたことが少しずつ復活してきており、その中の1つとして、この夏は「ジンパ」という言葉に出会いました。

私は、「ジンパ=ジンギスカン・パーティ」は、北海道内の一般的な用法だと思っていたのですが、もちろん、一般的でもあるものの、それ以上に北大の夏を象徴する言葉であることが判明しました。

さて、この「ジンパ」ですが、大きく3通りの実施方法があることがわかりました。ちなみに、20歳以上で泥酔しなければ、飲酒も許されています。

1つ目は、部局管理の「火気等の使用エリア(ジンパエリア)」を借りる方法です。教員が予約に関わる必要があるので、主に研究室単位での懇親会としてジンパを行う時に活用される方法です。このエリアの利用ルールは、管理している部局によってかなり違うので、事前に確認が必要です。

2つ目は、生協管理の共用レクリエーションエリアを借りる方法です。北大生協中央食堂で申し込みをします。

3つ目は、構内にあるセイコーマートの2階を借りる方法です。事前にWebから予約すれば、お鍋や卓上コンロ、ジンパ用の食材を用意してくれます。追加の食材や飲み物はセコマで購入する、という条件が付きますが、もっとも手軽にジンパを楽しめる方法でしょう。

なお、機材や食材は、自分たちで準備する他、生協のジンパセットで手配することもできます。生協のジンパセットは、1週間前には手配するようにしましょう。

この夏に私が学んだジンパ実施方法は上記の通りです。もし、他にもジンパ開催方法がありましたら、ぜひ教えてください。

このような「ジンパ」文化も、コロナで一度途絶えてしまって、もしかすると研究室やサークル等でも十分に引き継がれていないかもしれません。それはとても残念なこと。

学生の成長には正課外の活動も重要な役割を果たします。コロナで消えかけていたこれらの伝統ある行事が新しい形で復活して、そして、学生を育ててくれることを、私は楽しみにしています。そして、研究部の教員としても、様々な形で学生の課外活動を組織的に支援していきたいと考えています。

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