高等教育研究部　助教　鄭　漢模

2024年6月21日（金）に韓国ソウル大学校師範大学教育学科カン・デジュン先生が本研究部を訪れ、「日韓高等教育・生涯教育分野における学術交流の可能性」について意見交換を行いました。

本交流会には、本研究部の亀野淳部長を含め、本研究部の教員と、本学の科学技術コミュニケーション教育研究部門（CoSTEP）奥本素子部門長が参加し、各組織の取組に関する紹介や今後の交流の可能性について議論を行う機会が設けられました。

議論では主に、日韓両国において、近年リカレント教育、リスキリング教育など、学外に対する教育的な役割が強調されている点において、同じ認識を共有しました。そして、海外では、社会人の経験・学びに対する大学側による単位認定が一般化し、社会人が大学に戻り再び学ぶことが推奨されているとし、日韓において検討が必要である点において、各参加者は共感を示しました。

＜カン・デジュン先生の略歴＞

韓国ソウル大学校 師範大学 教育学科 教授（Ph. D. in Adult Education,University of Georgia）

国家平生教育振興院 前院長、現在は、韓国生涯教育学会 理事、韓国教育学会 副会長を務める。

カン先生の個人HP：https://sites.google.com/site/kangdaejoong/（英語・韓国語対応）