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第4回 高等教育研究セミナー―生成AIから高大接続を考える―が終了しました
高等教育研究部 助教 田中 孝平
「第4回 高等教育研究セミナー―生成AIから高大接続を考える―」は、5月24日(土)に開催されました。今回のセミナーには合計15名の方にご参加いただきました。
第4回 高等教育研究セミナーでは、高校・大学教育における生成AIの活用事例とその可能性について、高校教育においては熊井允人氏(日本体育大学柏高等学校)と田渕久倫氏(札幌新陽高等学校)より、大学教育においては本学大学院教育推進機構の山本堅一准教授より話題提供がありました。これらの話題提供を受けて、パネルディスカッションでは、高校・大学教育における生成AI活用の固有性と共通性、生成AI使用をめぐるデジタル・デバイドなどの問題についてディスカッションが行われました。
また、事後アンケート(回答者数:14名)では、「今回のセミナーを通じて総合的に有意義な知見を得られましたか(4件法)」という質問に対して「4. 得られた」という回答が最多の11名(78.6%)を占め、高校・大学教育における生成AI活用に関する実践事例を通じて、多くの方に高等教育での生成AI活用つながる知見を得ていただくことができました。
本セミナーに対して参加者から寄せられた主な感想は以下の通りです。
・高校での実態を知ることができて大変有意義でした。また、教員側での利活用なども大変参考になりました。
・具体的な取り組みを聞けて有益でした。AI時代に求められる能力については悩ましい課題だと思います。
・このAIが加速化する時代に、いろんな人たちが悩み、考えていることを知れてよかった。 AIやパソコンと向かい合うと見えない部分があるので、この機会に視野が広がりました。
・難しいテーマでしたが、自分の業務と絡めて、学生にどう生成AIとの付き合い方を伝えるか、について考えるための材料はいただけたように思います。
・AIと教育は、正解ないですが、子どもたちの幸せにどうすることが、最善なのかこれからも、考えていきたいと思います。
高等教育研究部では、引き続き高等教育についての研究及び実践に関するセミナーを企画し、開催していく予定です。次回の高等教育研究セミナーへのご参加もどうぞよろしくお願いします。